木々のあいだに吊るされた大きな布に、水風船の色彩の痕跡が広がる

水風船アート

Water Balloon Art Project

制作年2023–
素材布、ロープ、水風船、水、顔料(絵具)、参加者
場所戸山公園(新宿区)
作品形態参加型インスタレーション/パフォーマンス的絵画(投擲・破裂・飛散による痕跡生成)

本作は、水と色を内包した水風船を投げるという行為によって成立する参加型アートである。水風船が破裂する瞬間に生じる色彩の飛散は、意図と偶然、制御と非制御の境界に位置し、単一の作者による表現を解体する。

支持体に残る痕跡は、参加者一人ひとりの身体運動、距離、力加減、感情の状態によって異なり、同じ結果は二度と生まれない。完成された作品よりも、生成のプロセスそのものが本作の主題であり、参加者の行為は同時に制作であり、遊びであり、コミュニケーションである。一球にこめた想いがあつまり、ひとつの大きなアートになる。一期一会で生まれるアート。